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【R-60】もう我慢できない!おじいちゃんたちを取材したら気持ちが抑えられなくなって…

【R-60】もう我慢できない!おじいちゃんたちを取材したら気持ちが抑えられなくなって…

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海をバックにこんにちは。エディターのエリーです。

「高知県でおじいちゃんが踊らされている」と聞いて、高知までやってきました。高知家がプロモーションビデオを撮影するそうですが、PRだからって高齢者を利用するなんて……。

一体どんな地獄なのか気になります。

PV撮影現場に潜入してみる

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話によると、このライブハウスで撮影をしているそうです。潜入してみましょう。

 
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スポットライトの下、ビデオカメラの先で踊っていたのは……

 
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おじいちゃんだ!!!!!

こちらは平均年齢67歳の超高齢ユニット「爺-POP from 高知家 ALL STARS(以下、爺-POP)」。地方創生のスターになるべく立ち上がったということですが、高知家の陰謀をビンビン感じます!

 
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ポップな音楽が響き渡るなか、慣れないダンスにとまどう「爺-POP」。そりゃそうだよ、わたしだって中学校の体育祭以来、ダンスなんてしてない。

おおたか
「そんなんいっぺんにできん……」
でき
「こんなに注目されたら余計、緊張するき……」

 
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(大丈夫か、これ……?)

ちなみに撮影は2日間、朝から晩まで。しかもノーギャラの模様。いくら元気なおじいちゃんといえども、いろいろと心配です。

これはやはり……ふたつの意味で踊らされているのでは……?

おじいちゃんたち、踊らされてますよ!

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続いての撮影は高知新港で。
高知って空気がめっちゃ澄んでるんですね。だからかな……意外と寒い

 
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こんなに寒いのに、ジャケット姿で踊らされるなんて……。

もう我慢できない。「踊らされてますよ」って伝えなきゃ!

 
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こちらはセンターで踊らされている、「山海の幸おすそわけ大将」こと谷岡さん。大月町にある道の駅の出品者協議会会長で、御歳67歳。こんな屈託のない笑顔が利用されているなんて、許せない!

えりーこめ
「谷岡さん! 踊らされてますよ!」
たにおかさんこめ
「いやいやいや(笑) まあ場違いなところにきたなあ、とは思います。
もともとは職場の方から、地域おこしとしてお誘いいただいたんです。「PRがてら出てくれませんか?」って。

大月町は一方が太平洋、もう一方が山の土地なんですね。海の幸と山の幸がどちらも味わえる。
ぜひ本州や九州の方々にも来てもらって、新鮮な魚を食べていってほしいんです」

えりーこめ
「そんな! 天気がいいときは柏島でスキューバダイビングや釣りもできるし、綺麗な海と美味しい海産物が楽しめるからって!」
たにおかさんこめ
「やったことない体験なもんで、もうドギマギですよ(笑) でも「大月町のためにも、なんとかせにゃいかんな」と」
えりーこめ
(……キュン。)

 
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七ツ淵筍加工組合長で「幻のタケノコ組合長」こと山本さん。最年少の59歳で、北野武作品に登場しそうなナイスミドル。アウトレイジ状態になる前に、陰謀に気付かせないと!

やまもとこめ
「ダンスなんて、20代のディスコぶりや(笑) カラダとアタマがぜんぜんおうてない」
えりーこめ
「踊らされてるんですよ! 嫌じゃないんですか!」
やまもとこめ
「こういう人がこういうことをしてるって伝えたいからね。タケノコや四方竹が盛り上がって、県からも県外からも人が来てくれたら、それが一番。

……俺に惚れるなよ(笑)」

えりーこめ
(……もう!)

 
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中土佐町で漁業を営む、「長太郎貝に恋する漁師」こと出来さん。「自分が企画の適齢期だった」と語る66歳。この透き通った瞳がだまされているなんて……。

えりーこめ
「出来さんだって、ほんとは踊りたくないですよね?!」
できこめ
「まあ本当は人前にしゃしゃりでるタイプじゃないんやけど、今回はハプニングというか思いもよらないところまで引っ張りだされたというか。普段は長太郎貝の養殖しているか用事がなければ家でごろごろしてたいタイプやし、家内がデパートとか遠出したり連れ出したがるけど、そんな人ごみの多いところは苦手やから 〜(中略)〜 今回は、度胸試しみたいなもんやねえ。

漁業組合のアピールができる機会だっていうんでね。65歳以上でたまたま選ばれたんやけど、うちの地域は65歳以上が少ないし、上は80代以上で 〜(中略)〜 うちらの年代でも若手と言われる業界だけど、これを機に漁業体験なんかのリピーターさんが増えてほしい」

えりーこめ
(聞かなくてもいっぱい話してくれる……優しい……。)

 
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上ノ加江漁港で専務理事をしている「奥四万十体験リーダー」こと大高さん。宮崎駿作品に登場しそうな優しいルックスの65歳。ゴウさんが漁業体験でお世話になった恩人。なのに……。

えりーこめ
「大高さん、嫌なら嫌って言ったほうがいいですよ!」
おおたかこめ
「確かに、こんなのだとは思わなかった(笑) でも、これで漁業体験のひとが増えたらうれしいきねぇ。

まず見てほしいのは、家族と職場の仲間かな。」

えりーこめ
「どんな反応すると思います?」
おおたかこめ
「(照れ笑い)
腹抱えて笑うかな? それとも「すごい」って言うかな?」
えりーこめ
(照れ笑い萌え……。)

 
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最後は「永遠のフルマラソンランナー」、最年長である80歳の山田さん。自称「元・木こり」のハンサムガイ。「踊らされてる」なんて本当は言いたくないけど……。

えりーこめ
「山田さんは踊りたくないですよね? 踊ってみてどうですか?」
やまだこめ
「びっくりしたねえ。

ただ、この動画が高知アピールになれば。高知のためなら、なんでもやります、と。その一翼を担えた形にしてください(笑)」

えりーこめ
(惚れた。)

 
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5人がSMAPに見えてきました……。
うそでしょ、この郷土愛。わたし、地元の茨城に語れる想いなんて一個もない。

踊らされて……ない?

まさかみんな高知のために率先して踊っていたなんて……。

でもそれをいいことに、制作側は搾取しようとしているはず! うまく踊れないおじいちゃんたちを怒鳴りちらしているのでは?

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かんとく
「失敗しても大丈夫ですよ! 何度でも撮り直しできますからねー!」
すたふ
「無理しないでくださいねー」
えりーこめ
(死ぬほど優しい。)

 
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くりかえしくりかえし一緒に踊る振付の先生(高知家スター)とスタッフさんたち。より踊りやすくなるように、その場で振り付けを変えることもしばしば。

 
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その甲斐もあって、

 
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次第に洗練されていく、爺-POP。

 
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(寒いし、立ちっぱなしだし、もう無理つかれた……)

 
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おじいちゃんたち、元気すぎだろ……。

正直もうけっこうなお歳ですし、途中でリタイア者が出たりするんじゃないかと思っていたのですが……。みんな愚痴ひとつこぼさない。

 
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谷岡さんに至っては靴ズレを起こしてるのに、カメラの前ではそんなこと微塵も感じさせません。

 
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高知をもっと知ってほしい、

 
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高知にもっと来てほしい、

 
高知655無限

そんなみんなの想いが、

PVになりました。

 

 
もう……だめです。

梅干しを思い浮かべると唾液がでるように、キツネが出る童話はだいたい切ないように、「がんばってるおじいちゃん」は泣ける。それはもう純然たる事実なのです。

 
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「ほんまにスターみたいじゃねえ」

そう笑った山田さん。80歳になっても人は成長しつづける、そんなことをこの2日で教えてくれました。

「爺-POP」パワーで日本を元気に。

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「みんなの“想い”に応えたい」と語る、高知家の吉野さん。

「参加してくれたみなさんは、普段本当にかっこいい活躍をされていて。それなのに今回、全くやったことないことに“想い”だけでチャレンジしてくれた。その“想い”は一番大切にしたい」

 
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「高知のためなら」と立ち上がった5人。その熱い想いはたった2日間一緒にいただけでも、十分伝わってきました。

ありがとう、おじいちゃん。
ありがとう、爺-POP……。

 
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「爺-POP、最っ高……!!!!!」

こんな風に日本中が熱狂する日も近いかもしれません。

この記事を書いた人

エリー
エリー エディター 2014年入社
お酒や本がすきですが、気持ちは5歳児です。