確定申告シリーズ
第2申告
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確定申告シリーズ

節税したら億万長者になれるかなって思ったので「やよいの確定申告セミナー」に参加した結果、億万長者は無理だったのですが万長者くらいにはなれそうな雰囲気で僕の心はワックワクしているのでございます。


節税したら億万長者になれるかなって思ったので「やよいの確定申告セミナー」に参加した結果、億万長者は無理だったのですが万長者くらいにはなれそうな雰囲気で僕の心はワックワクしているのでございます。

こんにちは、ツベルクリン良平(@tube_ryo)です。夢は億万長者です。

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先日、こちらの記事で

有名ブロガーさんの確定申告について教えてもらったのですが、そのとき気付いちゃったんですよね。

あ、確定申告すれば億万長者になれるな。

って。

そこで今回は、弥生株式会社さんの主催する「かんたん!個人事業主・フリーランスのための確定申告セミナー」に参加して、学んだ内容をレポートしたいと思います。

まぁ結論を先に言えば億万長者になれる可能性はそんなにないんですが、”万長者”くらいにはなれそうなのでぜひご参照ください。

DSC_2946a セミナー講師:内田 敬博(うちだ たかひろ)さん
内田税理士事務所の代表。同事務所は今年で設立8周年を迎えるベテラン。

 

まずはおさらい・確定申告とは?

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確定申告とは、所得税をいくら支払うか税務署に報告することです。

所得(収入から、必要経費を差し引いたもの)から控除を引き、そこに特定の税率をかけたものを「所得税」と呼ぶらしいのですが、これを「いくら払うかちゃんという」ことみたいです。

テレビとかでよく聞く、”節税”とかいうおいしそうな単語は、この所得税をおさえることと同義。ここに万長者への儲けの秘訣が隠れていそうです。

 

節税するための3つの秘訣

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今回のセミナーでは、まず最初に「節税するための3つの秘訣」を紹介してくれました。

  1. 収入・費用を正しく計上する
  2. 経費をもれなく計上する
  3. 利用可能な控除をすべて利用する

節税をするためには、この辺を抑えるべきとのこと。以下、各項目に分けて記載していきます。

 

1. 収入・費用を正しく計上する

皆さんは計上時期って気にされていますか? スムーズな確定申告は、収入やそれを得るための費用がいつ計上されるかを押さえるかがポイントになります。

納品が必要なものは納品を完了した時点が”売上計上時期”と見なされます。そのため年末に納品が完了しているのであれば、たとえ請求が翌年であっても売上は計上されるのです。

税務署が確認したいのは年末までの売上がしっかり計上されているかなので、確定申告のタイミングで実際の入金は見ていません。僕らが申告しなければいけないのは、年内に納品・販売したものが確実に売上として計上されているかどうかなんです。

DSC_2946a 内田先生の知恵袋〜報告される立場で考える〜
部下から去年の売上の報告をうけるとき、税金の支払いをベースにして考えるとややこしくなります。請求書を出していないからと言って売上から除かれるものではないので、何をもって売上計上とするか考えると分かりやすいですよ。

 

2. 経費をもれなく計上

事業のために使ったお金は、すべて経費として計上できる“という事実を皆さんご存知でしょうか。

ただ、いくら経費にできるといっても漏れなく計上するためには、保存している書類が「経費の証拠」となる必要があります。

一般的に経費=領収書と捉えられがちですが、金額が書いてあるだけの領収書はただの紙切同然。場合によってはレシートの方が証拠能力が高いこともあるようです。レシートなら、何の注文があったのかが明記されてますしね。

確定申告をする際は、機械的に領収書を集めるのではなく”申告するときに必要な書類なのか”を見極めた上で整理した方が良さそうです。まぁそれが難しいんですけどね。

DSC_2946a 内田先生の知恵袋〜領収書をなくしても諦めない〜
領収書をなくしてしまうと諦めがちですが、出金伝票を作れば費用計上できる可能性があります。最後まであがくのも肝心です。

 

3. 利用可能な控除をすべて利用

任意で適用する「所得控除」についてが中心となるのですが、こちらは特定の条件下でしか使えないため、まずは自身にとって控除可能なものをすべて洗い出すことが大切になります。ここでは、内田先生が教えてくれた「おすすめの控除」をかいつまんで紹介していきます。

社会保険料控除

その年に支払った社会保険料(家族分を含む)の全額を所得から控除することができます。毎月アホみたいに取られる社会保険料ですが、こんなことができるんですね。しかも家族分も自分が支払ったものは対象になるので、がっつり控除できるじゃないすか。

社会保険料控除の詳細はコチラ

小規模企業共済等掛金控除

退職後の資金を積み立てることができる「小規模企業共済の掛金」も控除の対象となるそうです。掛金を払っている人は、こちらも確認した方が良いかと思います。

小規模企業共済等掛金控除の詳細はコチラ

配偶者控除

合計所得金額が38万円以下の配偶者がいる場合、38万円(70歳以上は48万円)を控除できるそうです。

扶養控除

合計所得金額が38万円以下の、16歳以上の親族を養っている場合、年齢により38〜63万円を控除できるそうです。

僕は独身なので最後の2つはあまり関係なかったのですが、ご家族がいらっしゃる方はぜひ確認を。

DSC_2946a 内田先生の知恵袋〜配偶者・扶養控除の注意点〜
「配偶者控除」「扶養控除」はともに青色申告の専従者として給与を受け取った人、白色申告の事業専従は控除を受けられません。
(※青色事業専従者については後ほど詳細を紹介します。)

 

青色申告と白色申告

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個人事業の確定申告には青色・白色の2種類があり、その色違いぶりに戸惑っていたのですが、具体的な差異について説明いただきました。

青色と白色申告の違い

この違いをめちゃくちゃざっくりいうと、

  • 「事前届出が必要なもの」が青色申告
  • 「事前届出は不要なもの」が白色申告

となります。

青色申告は”いろいろな特典”を受けるため事前手続きが必要なのですが、ちゃんと聞いてみるとホントお得でした。事前の届出についても「難しいものではないので恐れず立ち向かってほしい」と内田さんの弁。

「青色申告の事前届出」の詳細はコチラ

 

青色申告のマジすげぇメリット

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以下、マジですげぇ青色申告のメリットの詳細を紹介します。
 

青色申告特別控除

青色申告者が10万円または、65万円を控除できる特別な措置。

複式簿記が必要となりますが、事業所得が最大65万円も控除されるのは大きいですよね。会計ソフトや税理士さんにお願いして65万円の控除を目指したいところ。

赤字の繰越ができる

青色の場合、最大3年間赤字を繰り越すことができる「損失申告」が可能となります。この損失申告は、もうめちゃくちゃお得なやつで、たとえば

Q:
あなたが営んでいる事業は今年90万円の赤字を出してしまい、それを申告しました。その翌年100万円の利益を出すことができたのですが、いくらで申告できるのでしょうか?

について、答えはなんと

100万−90万=10万となります。

前年の赤字が相殺されることで、100万円の利益が出ているにも関わらず10万円分の申告で大丈夫となるのです。所得税を劇的におさえることができますね。

 

家事関連費

自宅と事業所を兼用している場合、「仕事で使用した」と証明できれば、家事関連費を必要経費として計上することができます。表にしてまとめてみました。

項目 計上例
家賃
床面積の割合
電気代
使用機器のワット数×時間
電話代
使用時間、使用頻度
ガソリン代
走行距離、使用日数

 

青色事業専従者給与

家族が仕事を手伝ってくれた際に発生した給与を、青色申告なら経費計上することができます。ポイントは、

  • 給与をきちんと支払うこと※1
  • 対象が生計を同じにしている家族であること
  • 6ヶ月を超えてその業務に従事しており、業務内容に対して適正な給与であること※2
  • 届出書が必要なのできちんと提出すること

となります。

※1 支払ったことにして計算するのはNG
※2 利益調整のために、過剰に支払うのはNG

 

減価償却の特例

最後は減価償却について。青色申告なら購入価格によって償却方法の選択ができます。

青色申告の特例で、30万円未満のものなら即時償却できるのでパソコン購入などをこれで経費にしてしまいましょう。ただし、年間300万円が上限となっているので設備投資が予想される初年度は注意。

DSC_2946a 内田先生の知恵袋〜青色申告特別控除の破壊力〜
たとえば所得が400万円だった場合、特別控除65万円を引くと、年で13万円ぐらい所得税が安くなります。これが毎年続くってすさまじいですよね。会計ソフトを使うのは難しいという声もありますが、13万円になると思えば頑張れそうな気がしませんか?

 

セミナー参加者からの質問事項まとめ

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セミナーの最後には質疑応答がありましたので、項目を抜粋してまとめておきます。

 
Q1.配偶者が保険料払ってるのですが、国民健康保険についても納税証明書は必要ですか?

DSC_2946a 内田先生の答え
国民健康保険のほうは必要ありません。ただし、国民年金のほうは必要となります。

 
Q2.個人事業をしつつ、週の半分ぐらいは別の事務所で契約社員をやってます。事務所からの給与分については経費の計上はできますか?

DSC_2946a 内田先生の答え
ご質問のケースですと、所得(利益)の計算は「給与所得」と「事業所得」とに分かれて計算され、最終的には合算されます。事業所得分の収入と経費をきちんと分けて計上してください。
なお、給与収入については経費を計上できませんが、給与所得控除という控除をして給与所得を計算します。

 
Q3.年金を6ヶ月分前払いした場合、年を跨いで支払った分はどこまでが控除対象になるのでしょうか?

DSC_2946a 内田先生の答え
翌年分の国民年金保険料であったとしても、その年に払ったものが対象となります。

 
Q4.5月から開業しました。それまでフリーランスだったのですが、確定申告は5月分からでいいのでしょうか?

DSC_2946a 内田先生の答え
気分的には5月からと思いがちですが、フリーランスも個人事業主なので、1月から12月までの収入を全て合算する必要があります。

 
Q5.去年の12月まで会社員だったのですが、その期間の収入分はどうすればよいのでしょうか?

DSC_2946a 内田先生の答え
青色申告は、基本個人事業主か不動産収入のいずれかです。会社員期間中は給与収入なので青色申告の対象にはなりません。

 

確定申告は怖いものではないので、みんなしよう

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というわけでセミナー内容をまとめてみたのですが、皆さんいかがでしたでしょうか。

それにしても確定申告って本当に奥が深いんですね〜。今まで個人的に勉強をしていたのですが、知らないことがほとんどだったし、もっと節税できる方法がありそうな雰囲気を感じました。

ちょうどイベント特典で本ももらえたので、もうちょっと本気を出してみたいと思います。

個人事業主・フリーランスのための青色申告 平成28年3月15日締切分 無料で使える! やよいの青色申告オンライン対応 (アスキー書籍)

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明日から。いや、まぁ来週くらいから。皆さんもぜひ、確定申告してみてください。締め切りはあと1ヶ月!

億万長者は無理かもしれないのですが、万長者くらいはいけるかもしれませんよ。

 

 

yayoi
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この記事を書いた人

ツベルクリン良平
ツベルクリン良平 メディアディレクター 2014年入社
テキトーな感じで始めたブログのお陰で、LIGに入社できました。「企業寄生型ブロガー」として、新しい働き方を模索しています。
「ツベルクリン良平」って呼ぶのが恥ずかしい方は、「ツベ」にすれば割とマイルドになりますよ。