[ディレクターがサーバまわりを学ぶ#1]DNSとは一体なに?(おまけ)勉強意欲を高める荒技


[ディレクターがサーバまわりを学ぶ#1]DNSとは一体なに?(おまけ)勉強意欲を高める荒技

こんにちは、ディレクターのあゆみです。

この記事からすんごいほったらかしにしていた「ディレクターだけど(だからこそ、かなあ)インフラ周りも勉強しようね啓蒙活動」ですが、今回はちょっと続きを書きます。

まずは第一回として、DNSってなんぞやという初歩的な部分を。サーバ周り上級者ディレクターは弊社ディレクターJackの記事をどうぞ。ディレクターなら知っておきたいシリーズが普通に難しい、つらい。ということで、わたしは知ってるようで意外と知らない人も多いかも……という祈りを込めて、こつこつやっていこうかなと思います。サーバまわりに興味の湧いてきた方、どうぞ!

DNSって結局なに?

DNSとはDomain Name Systemのこと

早速ですが、DNSとはDomain Name Systemのことです。

じゃあ肝心のDomain Name Systemそのものが、結局なんなんやということだと思うのですが、DNSはホスト名をもとに、ホストのIPアドレスを教えてくれるシステムのことです。

そして普段よく使っている「ドメイン」も「IPアドレス」も、結局は同じ「住所=アドレス」のことを指します。 コンピュータ全体の話になるとあれなんですが、コンピュータが解釈するのはそもそも2進数のデータ。0と1のバイナリの世界です。0と1であれこれのファイルをさばいているコンピュータにとって、アルファベットやら記号やら数字やらが入り混じるドメインはわかりにくいわけです。そのため、コンピュータには数字でわかりやすく住所を教えるためにIPアドレスがあります。

人間にとってはドメインの方がわかりやすい。

コンピュータはIPアドレスじゃないとしんどい。

ここの橋渡しをするのがDNSで、その住所録をたくさん持っているのがDNSサーバというイメージです。

友人Aは中野に住んでいて、友人Bは日暮里に住んでいて、友人Cは上野に住んでいて……ということは覚えられますけど、それぞれの郵便番号まで覚えてはいないですよね? そんな感じです。

DNSサーバはなんだか自治体や会社に似ている

DNSサーバはドメイン1つ1つではなく、範囲ごとに存在しています。

例えとして、各住所がドメインとして説明していきます。台東区というひとくくりの住所録(近くのドメイン)をまとめて管理しているのが台東区役所。なので、台東区民がご近所の台東区民の家に行くために住所が必要(=サイト訪問)であれば、台東区役所に聞けば教えてくれます。

……が、千代田区の家に行こうと思うと、台東区役所に聞いても管轄外なのでわからないわけです。じゃあどうするか? その上に東京都があるんですね。

dns_sample

東京都は全都民の住所を管理しているわけではなく、各自治体の管理部分とつながっています(23区役所、都内の市役所などなど)そのため台東区の人が千代田区の人の家に遊びにいこうとすると……

  • 台東区民→台東区役所 「千代田区の◯◯さんの住所が知りたいです」
  • 台東区役所→都庁 「千代田区の住所を知りたいから千代田区役所へ要望を出しておいてください〜」
  • 都庁→千代田区役所 「千代田区の◯◯さんの住所を調べて提出するように」
  • 千代田区役所→都庁 「千代田区の◯◯さんの住所は■■です」
  • 都庁→台東区役所 「千代田区の◯◯さんの住所は■■とのこと」
  • 台東区役所→最初にリクエストを出した台東区民 「千代田区の◯◯さんの住所は■■とのこと」

これでようやく住所(=ドメイン)がわかりましたね。めでたしめでたし。

今回都庁にあたる、各ドメインのDNSサーバの総まとめになるサーバがルートDNSサーバとなります。

はい、ここでちょっとドメインの仕組みに興味が湧いてきた人は

ドメインまるわかり.jp

を舐め回すように読みましょう。だいたいなんでもわかるはず。(このサイト行くたびに、日本語URLにしてんのすごいなっていつも思う)

DNSに関しては

すぐわかる!DNSのしくみ

のページを読めば大丈夫です。(最初からこのURLでええやんけ……って思ったとしても口に出さないでください。ちょっとカジュアルに翻訳してみる、がテーマなので……)ということで、「DNSってなんか聞いたことないけど、改めて聞かれるとなんなのかわからない人も意外と多いはず」と信じて、身近な例に落とし込んでカジュアルにさらりと書きました。

(おまけ)勉強したい気持ちを加速させるおすすめカルチャーアイテム

わたしは生粋の形から入るタイプなので勉強しようにも何か別のものでモチベーションを上げないと頑張れないタイプなんですよね。ということで「やらなきゃなのはわかってるけど、なかなかやる気が……」って時に私のやる気をアップしてくれる素敵な作品をご紹介。週末の午前中にこの辺を見ておくと午後なんとかなる(かも、しれない……)。最近前にも増して映画ばっかり見てるので、ほぼ映画です。私撰ですしね。。

<漫画>王様達のヴァイキング

マンガ大賞2015にも選ばれていましたね〜。元引きこもりのスーパーハッカー是枝くんが、巻数が進むごとに頼もしくなっていっててもう涙が出そう。公式のtwitterにもコードごりごり出てきたりと、見てて楽しい。

とりあえず第1話はここから立ち読みできるのでどうぞ。

▼amazonはこっち▼

<映画>ピエロがお前を嘲笑う

天才ハッカーの自白の物語。ドイツの映画なんですが、映像も音楽も最高に格好いい。いけてすぎ。なんであんなに上映劇場少なかったの……。ここ最近でかなりのヒットです。MRXの「Welcome to the underground.」がまじでクールすぎだろおいおい、と思うこと請け合いです。予告編動画は微妙なので、とりあえずTSUTAYAに行った方がいいです。

<映画>イミテーション・ゲーム

いま私たちの生活に欠かせないコンピュータの誕生に大きく貢献したアラン・チューリングのお話。きっかけはドイツの暗号、エニグマの解読だったんですね。プログラミング云々までたどり着く以前のお話ですが、数学の話いっぱい出てきて面白い。これも予告編無視して本編いってもらってOKです。ビューティフル・マインドを彷彿とさせます。

<映画>ソーシャル・ネットワーク

もう言わなくてもいいと思いますが、facebookのマーク・ザッカーバーグのお話。Webサービスにそこまで興味が無い私でも、これ見た直後は「サービスええやん…」ってなるほど。「一攫千金のためにも勉強しよう」っていう、その瞬間の気持ちが大事です。ここから先も、ザッカーバーグやスティーブ・ジョブズなどの映画(既にたくさんあるけど)はたくさん出てくると思うけど、ソーシャル・ネットワークを見ずして進めません。本作、デヴィット・フィンチャーが監督でっす!最高〜〜〜。

<映画>ソードフィッシュ

ちょっと古いけど好きなので。大事なパスワードを口頭で伝えるシーンは、セキュリティとはなんぞやということを教えてくれる。(2001年公開かあ…)この映画に限らず、よくあるパスワード解読のシーンを見ると、「今の自分だと速攻死ぬことになるから、ひとまず勉強しよ…」と、思えるはず。劇中に出てくるPCが古い。と感じてしまうのに、15年しか経ってないって事実に死にたい。

<映画>ブラック・ハッカー

スペインの映画なんですが、PCの画面でどんどんストーリーが進みます。超実験的で面白い。そしてこういった出来事はもはや映画の中の出来事じゃないよなあと思います。現実にリンクする感覚がありますよね……。こんな目に遭わないためにも、「ちゃんと勉強しよう」と思えるはず。多分……

さいごに

盛り上がって書いてたらおまけのはずなのになんかすごく重たくなった……。肝心のとこ以外のボリュームでかすぎ!っていうクレーム以外受け付けます。それにしても、どの映画も素敵なのに、予告編の映像もうちょっといい感じにならないんですかね? 勿体無い……。という想いを抱えながら今回はここまで。

と、そしてお知らせ。いかにも連載が始まりそうなテンションのタイトルですが、ディレクターによる連載が始まりましたので、早速しばらくお休みします。(打ち切り感しかしない、この[ディレクターがサーバ周りを学ぶ]シリーズ…細々と勉強は続けますよ…)代わりに、Web制作のディレクター全員で制作を依頼する際に気をつけたいことや制作の基礎知識をリレー形式で公開していきますのでお楽しみに。

それでは〜。

この記事を書いた人

あゆみ
あゆみ ディレクター 2013年入社
制作部のディレクターをしています。好きなもの:音楽 / お酒 / 飛行機 / フェス / 登山 / カメラ / キャンプなどなど。週末はほぼ都内にいません。3DCGに興味があるのでC4Dとか触りたいです。