目をギラつかせながら売れること間違いないLINEスタンプを作ってみた

はっしー

2015.12.11

こんにちは。デザイナーのはっしーです。

突然ですが、みなさん、データを参考にしたことはありますか？

野球だってWebだって、データを分析して問題を改善していく時代になって久しいですが、単純にそれで成功を手に入れることは、なかなか難しいですよね。

でも他の人が持っていない、独自のデータであれば、そこから脱却できるかもしれません。

僕はLINEスタンプをよく作っているのですが、今回は、今までに作った自分のスタンプと販売されているスタンプのデータを利用し、戦略を詰め込んだ究極のLINEスタンプを作ってみたいと思います。

今までのスタンプ送信数ランキング

前回の記事にも書きましたが、自分が販売しているスタンプは送信数を毎日確認することができます。
そこで、今までリリースしたスタンプが、ここ数ヶ月でどのように使われているのかをランキングにしてみました。
※2015/09/16〜2015/11/18までの累計送信数。

	スタンプ	送信数
第1位		77,641
第2位		73,260
第3位		70,559
第4位		70,496
第5位		66,764
第6位		61,990
第7位		60,946
第8位		57,772
第9位		52,057
第10位		48,927

使用されるスタンプの傾向

こうして見てみると自分で作ったスタンプでありながら、意外なものが結構使われているなという印象でした。なかなか思惑通りには、いかないですね。
まとめてみると以下のようなものが多く使われていました。

返事、あいさつなどの使う機会が決まっているもの

使えるチャンスが多いので使いやすい。

無言もしくは擬音のもの、もしくは特に意味を持たないもの

意味を持たないので、どんな会話の流れでも使いやすい。

つまり、使える機会が多いものや、使い道が限定されていないスタンプがよく使われているようです。

ランキングとカテゴリの関係性

白いキャラクターがよく売れるという話を色々な記事で見かけますが、ランキングとカテゴリにもそのような関係性があるのでしょうか。
カテゴリには、テイストカテゴリとキャラクターカテゴリの2種類を1つのスタンプに設定できるので、上位20位までのスタンプが、どのようなカテゴリに属しているのかを調べてみました。