リアルな米国を感じられる『リトルミスサンシャイン』を観たら海外に出ずにはいられない

リアルな米国を感じられる『リトルミスサンシャイン』を観たら海外に出ずにはいられない

うらら

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こんにちは、編集部のうらら(@uraranbon)です。
「海外へ行きたい!」そんなアナタのために! 今回は海外を身近に体感できるような、その国のローカルな文化が登場する映画をご紹介します!

本日ご紹介する映画はこちら!

2006年に公開され、アカデミー賞の「助演男優賞」と「脚本賞」の2部門を受賞しているアメリカが舞台の映画『リトルミスサンシャイン(Little Miss Sunshine)』。

メガネで小太りの少女オリーヴが、美少女コンテストの地方大会で繰り上げ優勝してしまう。そこで本選に参加するために、アリゾナから会場のカリフォルニアまで、アメリカ大陸を一台の車で横断するというロードムービーです。それぞれが強烈なキャラクター性をもつ6人一家で観ていて飽きませんでした!

『リトルミスサンシャイン(Little Miss Sunshine)』のここが好き

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何と言っても登場人物らの強烈なキャラクター性に私はやられました。
映画冒頭から登場するのは、無口の長男、薬中のおじいちゃん、自殺未遂をした研究者の叔父、ケンカばかりの両親、そして美少女コンテストで優勝することを夢見る少女。こんな6人が織りなす会話や行動だからこそ、予想もしない方向へと話が進んでいきます。

私がもっとも引き込まれたのは無口の長男、ドウェーン。パイロットになる夢が叶うまでは口をきかないという独自のルールがあり、登場人物らとも一切会話をしません。筆談か、もしくは肩をすくめたりといったジェスチャーでやりとりをしています。ニーチェを尊敬しているということもあり、若干厭世的なセリフや表情が出てきますが、そんな彼が映画後半になるにつれだんだんと……? ネタバレになるので続きはぜひ映画をご覧ください。

こんな個性的な6人が、最後は1つにまとまって……と思いきや、途中でメンバーの離脱があったり、ぐだぐだになったりと、いい意味で視聴者を裏切ります。もちろん、最後の最後にはみんなの心がほぐれて笑顔で物語が終わるので、鑑賞後もほっこりと暖かな気持ちになりました。

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また、アメリカの文化や雰囲気が存分に伝わってくる感じがとても楽しい映画。
家の中から車の中、レストランやガソリンスタンドに併設されたお店など、さまざまな場所の様子が映し出され、作られた世界ではなくリアルな文化や話し方が登場するからこそ「ああ、海外行きたいなあ」という感情にかられます。

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LIGにはインターンから参加して丸3年いました。DevRel記事担当のエディターで、IoTなことしています。読書(森博嗣)とうどんが好き。IoTのECサイトをやってます :) 詳しくはこちら:dotstud.io

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