フォントを擬人化して、そのデザインがもつ雰囲気を再発見してみた(欧文編)


フォントを擬人化して、そのデザインがもつ雰囲気を再発見してみた(欧文編)

こんにちは、デザイナー兼イラストレーターのもりたです。

こちらの記事に対して、SNSで「欧文も見てみたい」と言ってくださった方がいたので2回目です。エゴサはまかせろ。

そのイメージは違うな〜というコメントも拝見しましたが、文字によって傾向はあれど人によって形になるイメージはきっと異なると思うので、良ければぜひ他のデザイナーさんの作品も見てみたいです。

もしもフォントのイメージイラストを描かれた際は、このページ一番下にあるメールフォームから匿名でメールが送れますので、ぜひこっそり教えてください。
もちろんLIGにリンクしてくれても良いんですよ?

そんなわけで、今回は欧文フォントバージョンを描いてみました。
副題は「※あくまで個人のイメージです」。どうぞ。

▼ フォントの些事シリーズ

フォントを擬人化して描いてみた

BEBAS NEUE

bebas

BEBAS NEUE

フォントデザイナーのRyoichi Tsunekawaさんが制作し、無料で配布しているフォントです。幾何学的なラインですが雰囲気は堅すぎず、長体の文字がおしゃれな空気を作り出します。

文字だけでもかっこいいので、文字のインパクトに負けないけれど邪魔もしないフラットな感じのイラストが似合うと思いました。

Times

times

お馴染みの定番書体、Times。トラディッショナル・ローマン体のこの文字は、真面目で融通が利かないイメージがありますが、同時に裏切られない文字だと勝手に思ってます。新聞のために作られただけあって、写真に近い、写実的なイラストと合わせるとしっくり来るかなと思いました。

ちなみにイラストはこの素材をトレースしています。

Amatic SC

amatic

Amatic SC

いろんなオープンソースフォントをGoogle Fontsに提供しているフォントデザイナー、Vernon Adamsさんの制作したフォントです。この力の抜けた手書き風の文字がかわいいですね!

「おしゃれなライフスタイル雑誌」のようなニュアンスが似合うなと思ったので、鉛筆でゆる〜く描いたイラストにしてみました。

Frutiger

frutiger

個人的にスタンダードなサンセリフ体の中ではFrutigerが一番好きです。Universのキュッとしてちょっと事務的な落ち着いた雰囲気も好きですが、FrutigerはCやSなどの文字がパカンと空いていて、あっけらかんとして、気持ちいいです。

公共機関などでよく使われるフォントだけに、パブリックで世代を問わず受け入れられやすい絵柄が似合いますね。

Snell Roundhand

snell

GiogiaやVerdanaを作ったフォントデザイナー、Matthew Carter制作のスクリプト体です。イタリック体に近く、可読性を保ちながらも繊細なラインが踊るこの文字からは、知的で美しい女性をイメージします。そんなわけで「きれいでかっこいい女性」を表現できるよう頑張ってイラストを描いてみました。難しい。

ちなみにスカートにはこちらの素材を使用しています。

さいごに

和文フォントに比べて欧文フォントは「ド定番」が決まっているので、定番で揃えるべきか悩みましたが、BEBASなど最近の文字も入れたくて、こんなチョイスになりました。

私は、文字のデザインとしての素晴らしいところは、その形から湧くイメージと、その文字で書かれた文章から想像される景色の双方向性だと思っています。
イラストを描くより先に文字を選んだ前回、今回の記事では、どんな文章を入れよう、何が似合うだろうと、テキストを選ぶのもわくわくしてとても楽しかったです。

でもテーマが思いつかないので3回目はありません。

それでは、もりたでした。

この記事を書いた人

もりた
もりた アートディレクター 2012年入社
デザイナーでイラストレーターのもりたです。
好きなモビルスーツはνガンダム、好きなレイバーはイングラム、好きな勇者はガオガイガーです。